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キャリまが!

英語を武器にキャリアをひらく!

『限られた椅子』と「諦める力」

人生観 仕事観

 元ハードル選手・為末大さんのこのツイートが炎上しているらしい。
 

 

 自分は現役時代の為末さんのことは正直よく知りませんでしたが、彼のツイートは以前から注目しており、非常に同意できる部分が多いです。
 
著書である「諦める力」も、どうしても読みたくて発売直後に購入しました。
あの本をよんでいると、今回の件のツイートも非常に為末さんらしいと思いました。
 
為末さんの著書「諦める力」を読んでみると、彼のツイートの根底にあるものは、
「努力なんてしても無駄だ」ということではなく、
「努力しても叶わなかったとき、『努力が足りなかった』と自分を責める必要は無い」という事だと思います。
 
努力は大切な事だけど、世の中には限られた椅子というモノがあります。
死ぬほど努力する人は山ほどいても、金メダルを手に出来るのはたった一人です。これは最初っから決まっているのです。
ある人が金メダルを取れなかったのは「努力が足りなかったから」でしょうか。
違います。
「金メダルは一つしかないから」が理由だと僕は思います。
 
日本の社会は特にこの「努力して勝ち取ること」を美化する傾向が強いように感じます。
僕が職場である管理職から聞いた台詞です。
 
「自分の部下には全員がリーダーを目指して頑張ってほしい」
 
これを聞いて僕は、「それはおかしい」と思わずにはいられませんでした。
 
組織にリーダーは一人しかいません。にもかかわらず全員がリーダーを目指すべき?
ではその結果リーダーになれなかった人は「頑張りが足りない」のでしょうか?
 
そんなはずは有りません。世の中には限られた椅子というモノが存在します。
それを無視して全員に努力を強い、競争を強いるのはいたずらに自己否定感や不幸を拡大するだけだと僕は思います。
 
最後に、「諦める力」の中で、自分の価値観に非常につながる部分があったので紹介します。
 
どこまで大きく勝ち負けをとらえるか。このことによって、日常の勝ち負けの基準も変わってくる。そう考えると「どこで勝つか」より「何が勝ちか」をはっきりさせておくことが、自分が本当に勝ちたいフィールドでの勝利につながるのだ。
 
 
「競技や組織の中で『1番』を目指す」という目標は、そもそも相対評価によるものです。
価値基準を他者や相対評価に委ねているうちは、幸福感を感じることは難しいのではないでしょうか。 
 社会や他者に認められてこそ価値がある、と考えられがちですが、本当に大切なのは「自分で自分を認めること」、つまり自己肯定感なのではないかと僕は考えます。
 
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