キャリまが!

英語を武器にキャリアをひらく!

時が流れるということ

 

つい先ほど、祖父がもう長くないと実家から連絡がありました。

あす急遽、帰省することになりました。

 

満州・シベリアから帰国し、当時、荒野だった実家周辺を人力で開拓した祖父。

手作りで豚舎を建て、畜産と農業を興したエネルギッシュな漢でした。

それでいて性格は温厚。いろいろな道具の使い方や、DIYの手法を僕に教えてくれました。

 

実際には、血縁上の祖父ではないと知らされたのは、僕が20歳のときでした。

僕の父は、実は祖父の長兄の息子でしたが、子がなかった祖父の家に養子に行ったのです。

それを聞いたとき僕は「へー、あそう」と思っただけでした。そんなこと、孫の代の僕にとっては大して重要ではありませんでした。

子がなくて養子なんて、昔の田舎だなあ、というのが一番の感想でした。

 

祖父が建てた豚舎は今月、取り壊されることが決まっていました。

築50年以上。ボロボロで、台風のたびにトタン屋根が飛び、いつ倒壊するかと皆心配していました。

 

今年長女が生まれた兄が、そこに家を建てることに決めたのです。

 

自分が子どもの頃、毎日遊んでいた豚舎。

 

時の流れを感じずにはいられません。

 

自分も何とか、祖父が元気なうちに嫁と子どもの顔を見せることができました。

 

祖父はもう10年以上、1日おきの人工透析を続けていました。

耳は遠くなりましたが、つい今年の頭まで自動車やトラクターを運転して、家族を心配させていました。

透析のない日は自分で歩いて犬の散歩をしていました。

 

 

明日は早いので、今日はもう寝ます。

 

 

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