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簿記2級に絶対に受かるための勉強法

 前回のような経緯があり、5月から11月の簿記2級試験に向け勉強していた僕は、これはある意味人生を賭けた勝負だと思っていました。

 簿記の2級ごときで大げさだとは思うのですが、自分にとっては財務・経理部門への異動を勝ち取るため、つまり今後のキャリアの為に絶対に負けられない戦いだったのです。

異動への確固たる意思を示すため、そのためには絶対に年度末に間に合わせなければならない。そう考えると何としても11月の試験を落とせないと思ったのです。

 よく、独学と、予備校に通うのと、どちらがいいか、という議論がされますが、個人的には簿記2級レベルであれば独学でも十分だと思います。

試験は情報戦なので、簿記2級以上のレベルになると範囲が広すぎて、出題傾向や過去問研究など、大手予備校の圧倒的な情報力が物を言うようになってきますが、2級レベルの範囲だとそこまで広くないので個人の力でも十分太刀打ち出来ます。

 ちなみに僕は、基本独学で、直前1ヶ月にに実際の試験形式でやる答練というものだけ、予備校を利用しました。使っていたテキストは書店で買った市販のものです。簿記は人気資格なので、書店にいけば各社から様々なテキストが発売されています。
基本テキストに関しては特にオススメというものはありません。どの出版社のものも当然ながら出題範囲は網羅しているので、あとは自分で解りやすいと思うものを使えばいいと思います。

 そんな中で、僕がやった問題集で、ひとつオススメのものがあったので紹介したいと思います。
それは「出題パターンと解き方 過去問題集」というものです。

日商簿記検定過去問題集 2級出題パターンと解き方2013年11月/2014年2月試験対策

日商簿記検定過去問題集 2級出題パターンと解き方2013年11月/2014年2月試験対策


 簿記2級は大問が5問あり、1問から5問まで大体の出題パターンが決まっています。
例えば第1問は必ず仕訳問題が5題出題されます。実際に出題された過去問題をパターンごとに整理し、それぞれどういう順序で解いていけばよいか、その解き方を解説しているのがこの「出題パターンと解き方」(通称:パタトキ)なのです。

 試験は何でもそうですが、過去問は非常に重要です。過去5回分くらいの過去問を、解き方と答えを覚えるまで繰り返しやるのがいいと思います。答えを覚えてしまってやる意味があるのか?と思われるかもしれません。もちろん意味があります。

マラソン選手は、実際のコースを繰り返し走り、コースの起伏や特徴を体に覚え込ませるせるといいます。僕は、試験対策もこれと全く同じだと思います。出題パターンと解き方を徹底的に体に覚え込ませ、問題を見た瞬間から反射的に手が動くようになるまで、繰り返しやるのです。

 実は僕は、予備校で合計5回の直前答練を受けたのですが、結果はどれもボロボロでした。問題で問われている意味が全然解らなかったのです。その時点で、試験まであと1ヶ月です。正直絶望しました。これまで自分が勉強してきたことは一体何だったのか、と。

要はこれまで問題を解く練習をしていなかったのです。当たり前のことですが、どれだけ知識をつけても、実際の試験問題形式の練習をしなければ正解を導き出すことは出来ません。すっかり受験勉強から離れていた僕は、そんな当たり前のことすら忘れていたのです。

 まずいと思った僕は、それから1ヶ月、パタトキをはじめ徹底的に問題を解く練習を重ねました。過去問も重要ですが、各予備校から発売されている予想問題集も試験の練習には最適です。どれも実際の試験よりは少し難し目になっています。

日商簿記2級第135回対応 ラストスパート模試

日商簿記2級第135回対応 ラストスパート模試


 1ヶ月の追い込みの結果、本番の試験は100点満点中98点という高得点で合格することができました。そこまで完成度を高められたのは、やはり絶対に落とせない、という強い思いがあったからこそだと思います。

 資格試験は大体年に1回とか2回とか、受けられる回数が限られています(2級、3級は年3回)。そうすうると、1度落とすと次は数ヶ月先(下手すれば1年)になってしまうので、気合の入り方が違ってきます。「また次回があるさ」という気持ちでいると、甘えが出て本当にまた次回受けるハメになります。物事は人の思った通りに進むものです。

試験は受かってなんぼのものなので、一度受けると決めたら、やはり「人生を賭ける」くらいの覚悟で望むべきだとと思います。そんな覚悟が無くても受かるような資格なら、そもそも取る意味があるのでしょうか?

 また、この勉強を通して僕は、働きながら勉強する習慣を身につけることができました。その中でいろいろなコツみたいなものが解ってきたのですが、それらは現在も習慣となって自然と実践しています。

そういう意味では簿記2級は、サラリーマンが勉強習慣を身に付けるための「リハビリ」にちょうどいいのではないかと思います。


こうして、簿記2級の結果を持って、経理への異動願いを届け出ましたが、結果的にその年の異動はかないませんでした。その経緯についてはまたいずれ・・・。



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